富山の若き演奏家たちによる
室内楽コンサートシリーズ
「クラシックの雫2018」
主催:音楽企画ムジーククライス19
株式会社 富山市民プラザ
2018年度の公演ラインナップが決定しました!
第1回『機械仕掛けの混沌~それぞれの美学~』
2018年6月8日(金)開場18:30、開演19:00
第2回『美しき殉教
~オペラ「カルメル会修道女の対話」の世界~』
2018年8月17日(金)開場18:30、開演19:00
第3回『ラ・ヌーヴェル・バンド〜出逢いは、こころみ〜』
2018年12月15日(土)開場15:30、開演16:00
第4回『雫でラジオ!?
〜ピアノの調べが誘う愉悦の「水」の音楽~』
2019年3月9日(土)開場15:30、開演16:00
一粒一粒輝く「雫」が寄り添って、流れる川へ、豊かな海へ
地元の演奏家が寄り添って、クラシックをより身近に奏でていく室内楽シリーズが、富山市民プラザで繰り広げられます。
それぞれ国内外で研鑽を積んできた、実力ある富山ゆかりの演奏家たち。
彼らが舞台上で輝く姿を見てください。奏でる音楽、語る言葉を聴いてください。
時を越えて多くの人に受け継がれてきた芸術の感動を、あなたとも分かち合いたい。
海のように豊かなクラシックの世界を、今、富山で。
2018年度は以下の《全4公演》が、富山市民プラザアンサンブルホールで繰り広げられます。
第1回『機械仕掛けの混沌~それぞれの美学~』
2018年6月8日(金)開場18:30、開演19:00
中沖いくこプロデュース。広大なロシアから、骨太な室内楽作品をお届けする“雫・ロシアより愛を込めて”第2弾!
ロシアのクラシック萌芽期に、自国の民族音楽を力強く表現したボロディン。
ストレートな感情表現で、古き良き時代のロマンに徹したラフマニノフ。
そして、社会主義リアリズムのスターリン体制下、音楽の政治利用に翻弄された悲劇の作曲家ショスタコーヴィチ。近代化が進むマシンの時代、人の心はマシンにあらず。皮肉とユーモアと知性の鎧で己れの美学を守った彼の音楽から、あなたは何を感じますかー。
三者三様の美学を、時代に沿ってぜひ追体験ください。
ボロディン:弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲 第1番 ト短調
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 作品57
西江辰郎(ヴァイオリン)/上森祥平 (チェロ)/中沖いくこ(ピアノ)/
新井紗央理(ヴァイオリン)/亀山晴代(ヴィオラ)
第2回『美しき殉教~オペラ「カルメル会修道女の対話」の世界~』
2018年8月17日(金)開場18:30、開演19:00
プロデュース 竹内雅挙/アドヴァイザー 平井香織。“「対話」とは思考の交流であって、非常に室内楽的な営みである”
フランスの鬼才プーランクの1957年初演名作オペラ「カルメル会修道女の対話」。
18世紀フランス革命―。革命派にキリスト教聖職者が弾圧される中、信仰を貫いて処刑された修道女を描くこの作品は、美しい宗教曲と、話すような叙唱で彩られ、最後はギロチンの断頭の音が繰り返される衝撃作です。
宗教とは、殉教とは、生とは、死とは―…?
今回はオペラ後半部分をほぼノーカットで演奏する他、フランス近代音楽の祖フォーレの作品もとりあげ、プーランクとの作風の違いを浮き彫りにします。
プーランク:オペラ「カルメル会修道女の対話」より抜粋、フォーレ:アヴェ・ヴェルム・コルプス、夢のあとに 他
出演:平井香織(ソプラノ)/四津谷泰子(ソプラノ)/安田裕美(ソプラノ)/
石田絹恵(ソプラノ)/碓井智子(メゾソプラノ)/山本千鶴(メゾソプラノ)/
竹内雅挙(バリトン)/小林大祐(バリトン)/福田光太郎(指揮)/吉田幸央(ピアノ)/
他、声楽アンサンブルエキストラ
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第3回『ラ・ヌーヴェル・バンド〜出逢いは、こころみ〜』
2018年12月15日(土)開場15:30、開演16:00
廣瀬大悟プロデュース。掌に収まるほどの小さな箱から多様な音色を醸し出すクロマティック・ハーモニカと、その表現力の奥深さから「小さなオーケストラ」と称されるクラシックギター…
「雫」初お目見えの、2つの楽器が「廣瀬スタイル」のもと、幸福な出会いを果たします。
バロックから20世紀までの定番のクラシカルレパートリーを始め、魅力的なオリジナルソロ作品までを、ヴァイオリン、チェロ、ピアノを交えたアンサンブルでお楽しみください。
タレガ:アルハンブラの思い出、ショスタコーヴィチ:「ジャズ組曲」より
ジェイコブ:5つの小品、シューベルト:「アルペジョーネ・ソナタ」より 他
比嘉祥人(クロマティック・ハーモニカ)/大橋俊希(ギター)/
藤田千穂(ヴァイオリン)/井上貴信(チェロ)/藤井亜里沙(ピアノ)/廣瀬大悟(案内人)
第4回『雫でラジオ!?〜ピアノの調べが誘う愉悦の「水」の音楽~』
2019年3月9日(土)開場15:30、開演16:00
プロデュース 中沖いくこ&廣瀬大悟。ラジオ番組が雫のステージにやってくる!
「レクサス富山アメージングクラシック」のパーソナリティであり、雫シリーズ開始時からタッグを組む中沖&廣瀬のトークを軸にお届けする特別ステージ。
一粒一粒輝く「雫」が寄り添って、流れる川へ、豊かな海へ―。地元の演奏家が集まって作るこの「雫」シリーズが目指す地平とは…。
今を煌めく若きピアニスト2人をゲストとしてお迎えして、ピアノ2台の豪華な競演と美しいトロンボーンの音色で、様々な「水」を表現します。
ヘンデル:水上の音楽、ヨハン・シュトラウス2世:美しき青きドナウ、デュカス:魔法使いの弟子 他
野上剛(ピアノ)/塚田尚吾(ピアノ)/廣瀬大悟(トロンボーン)/中沖いくこ(ピアノ)
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全公演共通 一般:前売り2,500円(当日3,000円)、高校生以下:前売り1,500円(当日2,000円)